朝起きた瞬間から、
「今日は何もしたくない」
そんな気持ちになる日、ありませんか？
予定はあるのに体が動かない。
やらなきゃと思うほど、気持ちが重くなる。
周りは普通に頑張っているように見えるのに、自分だけ止まってしまったようで、不安になることもあるかもしれません。
でも、何もしたくない日があるのは、おかしいことではありません。
この記事では、考えすぎたり不安になりやすい20〜30代女性に向けて、
「心が動かない日」とどう付き合えばいいのか、やさしく整理していきます。
目次
何もしたくない日は、誰にでもある
やる気がない＝怠けている、ではない
やる気が出ないと、つい
「サボっているだけかも」
「もっと頑張らなきゃ」
と自分を責めてしまいがちです。
でも、心や体のエネルギーには波があります。
ずっと同じペースで動き続けられる人はいません。
目に見えない疲れが溜まっていることも
仕事、人間関係、情報の多さ。
気づかないうちに、気を張り続けていることもあります。
何もしたくない日は、
「休みたい」という心からのサインなのかもしれません。
「何もできない自分」が不安になる理由
周りと比べてしまうから
SNSを見ると、
・充実している人
・前向きに頑張っている人
が目に入りやすくなります。
そのぶん、動けない自分が余計に目立って感じてしまうことも。
ちゃんとしていたい気持ちが強い
「社会人なんだから」
「大人なんだから」
そう思うほど、何もしない自分を許せなくなります。
でも、ちゃんとしている人ほど、無理をしがちでもあります。
何もしたくない日に、やらなくていいこと
無理に前向きになろうとしない
気持ちが沈んでいるときに、
「元気を出さなきゃ」
「ポジティブに考えなきゃ」
と無理をすると、余計に疲れてしまいます。
今日はそのままでいい日、と決めるだけでも心は少し緩みます。
完璧な1日を目指さない
いつも通りに過ごそうとしなくて大丈夫。
できない自分を基準にしないことが大切です。
心が動かない日にできる、具体的な過ごし方
「何もしない」を予定に入れる
休むことを後回しにすると、罪悪感が生まれやすくなります。
最初から
「今日は何もしない時間が必要」
と決めてしまうのも一つの方法です。
最低限だけでOKにする
・顔を洗う
・水を飲む
・カーテンを少し開ける
それだけでも十分。
できたことに目を向けてください。
体を先にゆるめる
気持ちが動かない日は、頭より体から。
・温かい飲み物を飲む
・シャワーで首や肩を温める
・布団の中で軽く伸びをする
小さな刺激が、心のスイッチになることもあります。
情報を減らす
スマホを見続けると、知らないうちに疲れます。
通知を切る、SNSを閉じるなど、
入ってくる情報を少し減らしてみてください。
それでも何もしたくない日が続くとき
何もしたくない日があっても大丈夫。
ただ、
・つらさが増している
・日常がかなりしんどい
と感じるときは、一人で抱え込まないことも大切です。
信頼できる人に話す、休み方を見直すなど、
できるところからで構いません。
何もしたくない日は、立ち止まる日
何もしたくない日は、
「ダメな日」ではなく、
「立ち止まる日」。
頑張り続けるためにも、止まる時間は必要です。
今日できなかったことより、
今日ここまで生きてきた自分を、そっと認めてあげてください。
明日、少し動けたらそれで十分。
今は、休むことを許してあげましょう。
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