年末年始のはずなのに、
「なんだか心が落ち着かない」「全然休んだ気がしない」
そんな感覚になることってありませんか?
まわりは楽しそうでも、
自分だけ“切り替えられない感じ”がして、気持ちが焦ったり、落ち着かなかったり…。
そんな自分を責める必要はまったくありません。
実はこれ、とてもよくある心の反応なんです。
ここでは、年末年始に“休みなのに休めない”と感じやすい理由と、
今日からできるゆるい対処法をまとめました。
目次
なぜ、年末年始なのに休めないのか
仕事モードが完全に抜けないから
年末まで頑張って走り抜けてきたぶん、
頭がまだ「仕事」の延長線上にあります。
・メールのこと
・仕事始めの段取り
・あの件どうなってるかな…
つい考えてしまうのは自然なことで、
「休みに入った瞬間スイッチが切り替わる」
…というほうが実はレアだったりします。
年末特有の“やらなきゃ”に追われる
大掃除・帰省・買い出し・年始の準備…。
やることが多い時期は、休んでいてもどこか落ち着きません。
特に普段から気を使いがちなタイプの人ほど、
「ちゃんとしなきゃ」と思いやすく、
それが心の負担になってしまいます。
人間関係のイベントが増えるから
忘年会、帰省、親族の集まり…
“小さな気疲れポイント”が連続しやすいのも年末年始の特徴。
「実家に帰るとなんとなく疲れる」
「親戚の集まりが苦手」
こう感じる人は多く、決してあなただけではありません。
SNSで“楽しそうな年末ムード”に飲まれる
SNSにはキラキラした投稿が増える季節。
知らず知らず「自分も何かしなきゃ」と思い、
心にプレッシャーがかかることもあります。
比較疲れが起きる時期だからこそ、
心が静かになりにくく感じるのは自然です。
年末年始に心をゆるめるための“生活レベル”のコツ

「家の中の安心ポイント」を一つ作る
大掃除が全部終わってなくても大丈夫。
全部じゃなくて “ここだけは安心できる場所” を決めておくのがコツ。
・お気に入りのブランケットを置く
・読書スペースを作る
・アロマを置く場所を決める
たったこれだけで、心が落ち着きやすくなります。
年末ならではの“タスク断捨離”をする
やることを全部こなそうとすると、心が追いつきません。
そこでおすすめなのが、
“年内に絶対やらなくても困らないこと”を捨てる
例:
・大掃除は「水回りだけ」にする
・帰省の荷物はネットで先に送る
・料理を頑張らない日を作る
小さな断捨離が、心のスペースを広げてくれます。
実家・親戚との距離感は「短時間×回数少なめ」でOK
年末年始、無理に長く付き合う必要はありません。
・30分だけ顔を出す
・同じ部屋に居続けない
・散歩を口実に外に出る
「長くいるほど気疲れしやすい」タイプの人には、
これだけで心への負担が大きく減ります。
“予定なしデー”を1日つくる
予定が多すぎると、それだけで落ち着かなくなります。
年末年始だからこそ、思い切って
“誰にも会わない日”
を1日つくるのがおすすめ。
何かしなきゃ…というプレッシャーから離れる時間が、
心の回復になります。
「楽しまなきゃ」の気持ちを手放す
年末年始だからといって、
必ずしも楽しく過ごす必要はありません。
疲れている時は、
“静かに過ごしてOKな時期” と考えてあげてください。
「何をしても楽しく感じない日」だって自然なものです。
気力が湧かない時は、無理にテンションを上げるより、
心を守る行動を優先していいんです。
年末年始は“回復のための期間”であっていい
頑張ってきた1年の疲れが、ちょうど年末に出やすいだけ。
「休めない自分がダメなんだ」と思わなくて大丈夫です。
年末年始は、
心をゆるめる練習をする時間
くらいの気持ちで過ごしてみてくださいね。
小さな行動だけでも、
気持ちはゆっくり、確実に落ち着いていきます。
年末年始は「休みのはずなのに休めない…」と感じる人が本当に多い時期です。
そんなときは、気持ちを整えるよりも先に
体をあたためてほぐす時間をつくってあげるのが意外と効きます。
私は寝る前にリカバリーウェアを着るようになってから、
「深く息ができる感覚」が戻ってきました。
自分をいたわる小さなアイテムとして、気になる方はチェックしてみてくださいね。



コメント